シナネンHDの第1四半期連結決算は売上高44%増加、中期計画に基づきIT投資など進める

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■営業利益は投資先行で赤字だが売上総利益は1.1%増加

 シナネンホールディングス(シナネンHD)<8132>(東証プライム)は7月29日の15時に2023年3月期・第1四半期決算短信(連結)を発表し、売上高は前年同期比44.2%増の711.94億円となり大幅に増加した。原油価格などの高騰にともなう販売単価上昇などが寄与した。

 売上総利益は同1.1%増の80億円となったが、その一方、中期計画に基づくIT投資や人件費の増加にともない販管費が増加した影響により、営業利益は50百万円の損失となった。前年同期の営業利益は4億円だった。当期純利益は、固定資産売却益の計上などにより、同4.4倍の16.40億円となった。

 3月通期の連結業績予想に変更はなく、期初に開示した売上高7.1%増、営業利益0.8%増、当期純利益16.6%増などを全体に据え置いた。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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