トナミHDは『水素エネ』活用に向けた取り組みに注目集まり次第に持ち直す

■トナミ運輸、既販車の水素エンジン化や水素燃料電池フォークリフトを実証

 トナミホールディングス(トナミHD)<9070>(東証プライム)は8月23日、午前10時40分過ぎの3690円(55円安)を下値に切り返し、後場14時にかけては3720円(25円安)をつけて出直っている。22日付で、中核会社であるトナミ運輸が水素燃料電池フォークリフトの導入実証事業を開始と発表、8月初旬に環境省の採択事業として、「既販中型重量車の水素エンジン化事業性検証プロジェクトが始動し、ディーゼルエンジン並みの出力を達成」と発表したことと合わせ、『水素エネルギー』活用に向けた取り組みに注目が集まっている。

 8月初旬に発表した環境省の採択事業では、「今後、富山県において環境性・経済性を確認するための実証試験を行い、貨物事業における実用性や耐久性の評価も行った上で、2026年度の社会実装(販売開始)を目指している」(発表リリースより)という。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■グローバルモデルに匹敵する日本語対応の高性能生成AIを4月から順次提供  ELYZAとKDDI<…
  2. ■優勝への軌跡と名将の言葉  学研ホールディングス<9470>(東証プライム)は3月14日、阪神タ…
  3. ■新たな映画プロジェクトを発表  任天堂は3月10日、イルミネーション(本社:米国カリフォルニア州…
2024年4月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930  

ピックアップ記事

  1. ■金先物と原油価格、史上最高値に迫る―地政学リスクが市場に与える影響  今週のコラムは、異例中の異…
  2. ■「虎」と「狼」の挟撃を振り切り地政学リスク関連株で「ピンチはチャンス」に再度トライ  東京市場は…
  3. ■海運株と防衛関連株、原油価格の動向に注目集まる  地政学リスクによる市場の不安定さが増す中、安全…
  4. ■中東緊張と市場動向:投資家の選択は?  「遠い戦争は買い」とするのが、投資セオリーとされてきた。…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る