アサカ理研が後場一段高など金属資源の再生関連株が軒並み急伸、リサイクル市場の拡大策を好感

証券取引所 銘柄

■「10年で金属リサイクル処理倍増」、アミタHDはストップ高

 アサカ理研<5724>(東証スタンダード)が後場一段と上げて13時過ぎに21%高の1626円(282円高)まで上げ、アミタホールディングス(アミタHD)<2195>(東証グロース)はストップ高の2051円(400円高)など、8月25日の東京株式市場では、金属資源の再生関連株が軒並み急伸、急動意となっている。「リサイクル市場80兆円に、30年までに拡大、環境省が近く工程表」(日本経済新聞8月25日付朝刊)と伝えられており、買いが増幅。リネットジャパングループ<3556>(東証グロース)も一時ストップ高となり、ダイセキ<9793>(東証プライム)は2%高程度だが戻り高値を更新している。

 報道によると、「環境省はリサイクル分野の今後の対応をまとめた工程表を近く策定する。2030年までにリサイクルやシェアリングなど循環経済の関連ビジネスで、市場規模を現在の50兆円から80兆円以上に拡大させる。今後10年で金属リサイクル処理量の倍増、30年度に食品ロスの400万トン以下への削減といった取り組みを強化する」という。リファインバースグループ<7375>(東証グロース)も5%高となり戻り高値に迫っている。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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