【株式市場】日経平均は朝方の139円安を下値に回復し40円安、出来高少ないが底堅い

株式市場 証券取引所

◆日経平均は2万7610円75銭(40円09銭安)、TOPIXは1928.24ポイント(1.93ポイント安)、出来高概算(東証プライム)は少なく3億9673万株

 9月3日(月)前場の東京株式市場は、前週末のNY株下落を受けて東証プライム市場の出来高が3億株台にとどまり様子見姿勢が強かったが、半導体関連株は朝方を下値に回復し信越化<4063>(東証プライム)などは前引け堅調。日本製鉄<5401>(東証プライム)などの鉄鋼株も堅調で、石油資源開発<1662>(東証プライム)などもしっかり。日経平均は83円安で始まり、午前9時30分過ぎの139円16銭安(2万7511円68銭)を下値に持ち直し、前引けは40円安にとどまった。「閑散に売りなし」の雰囲気。

 第一稀元素化学工業<4082>(東証プライム)が証券会社による目標株価の引き上げなど好感されて大きく反発し、凸版印刷<7911>(東証プライム)や巴工業<6309>(東証プライム)は業績予想の増額修正など好感され活況高。ユニバーサルエンターテインメント<6425>(東証スタンダード)はフィリピンで現地資本のカジノ運営を引き受けたとの通信社報道など好感され突飛高。

 東証プライム市場の出来高概算は少なく3億9673万株、売買代金は1兆円に届かず9751億円。プライム上場1837銘柄のうち、値上がり銘柄数は642銘柄、値下がり銘柄数は1109銘柄。

 また、東証33業種別指数は13業種が値上がりし、石油石炭、鉱業、鉄鋼、機械、サービス、非鉄金属、情報通信、卸売り、保険、建設、などが高い。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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