そーせいグループは後場一段と強含む、微調整の結果マイルストン受領などの好材料を再び買いやすく

■通期業績予想は赤字だが第2四半期発表後に上げ懸念後退

 そーせいグループ<4565>(東証グロース)は9月9日の後場、一段と強含む相場となり、13時30分過ぎには7%高の1816円(117円高)まで上げ、ほぼ2週間ぶりに戻り高値を更新している。8月中旬にグループ会社の株式譲渡と100万米ドルのマイルストン受領などを発表し、数日後の8月26日に1816円まで上げて戻り高値を更新、その後は微調整となっていたが、調整の結果、過熱感(25日移動平均などからの乖離度など)が収まったとされ、再び買いが入ってきたと見られている。

 今12月期の業績見通しは4期ぶりの赤字予想としているが、株価は8月10日の第2四半期決算発表後に一段ジリ高基調をみせた。このため、業績面での懸念は後退し、出直り相場が継続しやすくなったとの見方が出ている。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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