三菱ガス化学は将来の低炭素社会向け化学品のプラントが注目され高値に向け出直る

 三菱ガス化学<4182>(東1)は1月20日、続伸基調で始まり、取引開始後は2497円(49円高)まで上げ、1月14日につけた2018年以来の高値2589円に向けて出直っている。

 19日付で、三菱商事<8058>(東1)などと連名で「トリニダード・トバゴ共和国におけるメタノール/ジメチルエーテルプラントの商業運転開始」と発表し、材料視されている。

 発表によると、メタノールは重油に代わる船舶燃料等、環境に優しいエネルギーとしての用途への注目も高まっている。二酸化炭素からも製造が可能で、有望な水素キャリアでもあることから将来の低炭素社会、持続可能な社会発展への貢献が期待される。また、ジメチルエーテルはLPG代替、自動車および発電向けディーゼル燃料代替として注目されている次世代クリーンエネルギーになるという。(HC)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■銀座の呉服店「むら田」店主・村田あき子の語りをまとめた書籍  KADOKAWA<9468>(東証…
  2. ■長時間立ち仕事や長距離歩行の負担軽減、安全で快適な勤務環境を整備  日本航空(JAL)<9201…
  3. ■「ポケモンフォレスト」と「カヤツリタウン」2エリア構成、冒険とイベントを一体化  よみうりランド…
2025年12月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293031  

ピックアップ記事

  1. ■日銀イベント通過で円高前提、紙・パ株が師走相場の主役候補  今週のコラムは、日銀の金融政策決定会…
  2. ■FOMC通過も市場は波乱、金利と為替に残る違和感  FRB(米連邦準備制度理事会)のFOMC(公…
  3. ■眠れる6900トンの金が動き出す、「都市鉱山」開発でリデュース株に追い風  今週の当コラムは、金…
  4. ■天下分け目の12月10日、FRB利下げで年末相場は天国か地獄か?  天下分け目の12月10日であ…
  5. ■AI・データセンター需要拡大に対応、測定能力は従来比最大2倍  リガク・ホールディングス<268…
  6. ■売り方手仕舞いで需給改善が後押し  師走相場では、リスクの大きい銘柄であっても、逆日歩のつく信用…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る