トヨタは既販車への後付け車いす収納装置を全国のトヨタ車両販売店を通じて発売

■ライフステージの変化に応じて機能が追加できる純正福祉用品「いつでもウェルキャブ」

 トヨタ自動車<7203>(東証プライム)は9月26日、既販車に後付けで装着できる純正の福祉用品「いつでもウェルキャブ」の車いす収納装置を9月26日に全国のトヨタ車両販売店を通じて発売すると発表。新型シエンタ向けを初めに本年11月以降、従来型シエンタやアクア、ヤリス、プリウス、ルーミー/タンクといった、既に乗車りの車種に順次対象を拡大する予定。

 トヨタは、”いつまでも、移動の喜びをあなたと共に”のスローガンのもと、身体の不自由な方・高齢の方、また介助する方など、どなたにとっても快適で安全、かつ簡単で使いやすいクルマを目指し、福祉車両「ウェルキャブ」シリーズの開発に取り組んできた。

 顧客のライフステージの変化に合わせて既販車に後からでもウェルキャブの機能を追加できる、純正の福祉用品「いつでもウェルキャブ」を開発した。

 車いす収納装置は、力が弱く車いすを持ち上げるのが困難な方でも電動で容易に車いすをラゲージに収納できる、ウェルキャブの装置。

 今回発売の「いつでもウェルキャブ」の車いす収納装置は、自身で装置の着脱が可能なため、使用しない時は簡単に取り外すことができ、ラゲージスペースを有効に活用することができる。

 また「いつでもウェルキャブ」には、助手席ターンチルトシートもラインアップ。8月23日から従来型シエンタをはじめとした既販車向けに販売している。

 助手席ターンチルトシートは、座席が回転し傾くことで、足を地面に着けたまま、またがずに乗ることができ、乗降が容易になる商品。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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