エスプールは群馬銀行と環境情報開示支援サービスの業務連携を開始

■地域のカーボンニュートラル実現に貢献する取り組みを推進

 エスプール<2471>(東証プライム)の子会社で環境経営支援サービスを提供するブルードットグリーンは9月30日、群馬銀行と業務連携し、環境情報開示に関するコンサルティングサービスの提供に取り組むと発表した。

■背景および目的

 近年、脱炭素社会を実現する目標が世界各国で掲げられ、上場企業を中心に環境情報の開示要請も急速に高まっており、真摯に応えていくことが強く求められている。

 ブルードットグリーンではカーボンニュートラルを目指す企業のパートナーとして環境経営への取り組みをトータルでサポートしており、上場企業に求められるTCFDに基づいた気候関連財務情報(リスク・機会分析やCO₂排出量の指標等)の開示やCDP気候変動質問書への回答、また、LCA(ライフサイクルアセスメント)及びCFP(カーボンフットプリント)算定など、環境情報の開示支援を行っている。

 同連携では、環境情報開示の分野で高い知見を有するブルードットグリーンのコンサルティングサービスを通じて、「群馬銀行グループSDGs宣言」に基づき、群馬銀行の取引先企業の環境経営を積極的に支援していくことで、地域のカーボンニュートラル実現に貢献していく。

■業務連携の内容

 同連携では、主に群馬銀行の取引先企業に対し環境情報の開示支援を行っていく。

・TCFDで最重要となるシナリオ分析やScope1,2,3の算定、削減目標等の設定支援
・CDPの質問書解説や回答文書作成、模擬採点の実施及びスコアアップに向けた改善のため案
(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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