【株式市場】日経平均は266円高、NY株高、中国GDPなど受け半導体株や海運株など高い

◆日経平均は2万7156円95銭(266円37銭高)、TOPIXは1897.70ポイント15.72ポイント高)、出来高概算(東証プライム)は5億4985万株

 10月24日(月)前場の東京株式市場は、NY株の大幅反発、半導体株指数の続伸などを受け東京エレク<8035>(東証プライム)など日経平均への寄与度の大きい半導体関連株が上げ、トヨタ<7203>(東証プライム)やソニーG<6758>(東証プライム)などは反発。日豪首脳会談を受けて住友鉱<5713>(東証プライム)などの非鉄株も高く、発表が延期されていた中国のGDPなどを受けて海運株も高い。日経平均は342円高で始まり、ほどなく418円39銭高(2万7308円97銭)まで上げ、前引けも2万7000円台を回復した。

 メック<4971>(東証プライム)やトレックス・セミコンダクター<6616>(東証プライム)が大きく出直り、半導体関連株高を受け今期の最高益予想への期待など再燃。トレイダーズホールディングス<8704>(東証スタンダード)は日銀介入などによる円相場の大幅な高下がFX(外為取引)取引高の増加に繋がるとされて高値更新。アルファクス・フード・システム<3814>(東証グロース)は外食大手への電子メニューシステム納入など引き続き好感されストップ高。

 東証プライム市場の出来高概算は5億4985万株、売買代金は1兆4297億円。プライム上場1837銘柄のうち、値上がり銘柄数は1178銘柄、値下がり銘柄数は592銘柄。

 また、東証33業種別指数は27業種が値上がりし、海運、非鉄金属、機械、ゴム製品、保険、電気機器、精密機器、サービス、化学、卸売り、などが高い。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■東京大学発スタートアップが開発、19自由度のヒューマノイドロボット  東京大学発スタートアップH…
  2. ■売却面積は約1.6倍に、総額1,785億円超の譲渡価額  東京商工リサーチは6月30日、2024…
  3. ■従来の検索では見つけられなかった本との出会いを創出  富士通<6702>(東証プライム)傘下の富…
2025年8月
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
25262728293031

ピックアップ記事

  1. ■株主還元強化が市場の安心材料に  東京エレクトロン<8035>は8月1日、2025年3月期の業績…
  2. ■市場の霧が晴れ始めた、個別銘柄の好調が投資家を惹きつける  前週31日の植田和男日銀総裁の記者会…
  3. ■利上げか、現状維持か?日銀総裁の決断で明暗分かれる8月相場  日銀の金融政策を巡る不確実性が続く…
  4. ■選挙惨敗の石破首相に退陣要求、政局混迷の行方  まるで狂言の『乳切木』(ちぎりき)を観るようであ…
  5. ■九州地盤銘柄に割安感、福証単独上場企業にも注目集まる  東京エレクトロンやアドバンテストなどの半…
  6. ■参院選で与党過半数割れ、石破政権の行方不透明に  7月20日投開票の参議院議員選挙は、大手メディ…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る