ソニーGは次世代半導体の国産めざす新会社の報道など好感され戻り高値に進む

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■日本企業8社で新会社、政府も支援と伝えられる

 ソニーグループ(ソニーG)<6758>(東証プライム)は11月11日、一段と出直って始まり、取引開始後は5%高の1万1620円(600円高)まで上げて戻り高値を更新し、今年8月26日以来、約2ヵ月半ぶりに1万1600円台を回復している。「トヨタ自動車やNTT、ソニーグループなど日本企業8社が新会社を設立し、2020年代後半に向けて製造技術の確立を目指す」(日本経済新聞11月11日付朝刊)と伝えられ、注目されている。トランジスタを世界で初めて実用化した『半導体の元祖』であり、伝えられた8社野中でも期待は大きいようだ。

 報道によると、「スーパーコンピューターや人工知能(AI)などに使う次世代半導体を国内で量産する体制作りが動き出し」、「日本企業8社が新会社を設立し、2020年代後半に向けて製造技術の確立を目指す。政府も補助金を通じて支援する」。新会社にはほかにNECやソフトバンク、デンソー、キオクシアホールディングスが、それぞれ10億円程度を出資する。三菱UFJ銀行も参加する」という。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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