SBIホールディングス、SBI新生銀行が東証へ再上場申請、公的資金完済視野に再び市場へ

■7月末に約2300億円の公的資金返済へ

 SBIホールディングス<8473>(東証プライム)は7月11日、連結子会社であるSBI新生銀行(本社:東京都中央区)が東京証券取引所への株式上場を申請したと発表した。かつて新生銀行として上場していた同社は、SBIグループによる買収と経営再建を経て、再上場を目指す動きに転じた。今回の申請は、東京証券取引所および日本取引所自主規制法人による審査を経て、承認を得る必要がある。

 再上場申請の背景には、公的資金約2300億円の完済が視野に入ったことがある。7月末にも返済を終える見通しとなっており、財務基盤の安定が市場復帰の下支えとなった格好だ。SBIグループは地方銀行との提携や金融機関の再編を積極化しており、同再上場もその戦略の一環として位置づけられる。金融業界全体の再編が進む中、同社の動向は業界関係者や投資家から注目を集めている。

 今回の再上場が承認されれば、SBI新生銀行は再び株式市場で取引されることになる。今後は、成長戦略の具体化やSBIグループ全体とのシナジー効果に関する資本政策の展開が焦点となる。大型上場案件として市場へのインパクトも大きく、金融・証券業界を中心に今後の動向が注視されている。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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