サイバーエージェントは6%安から切り返し3%安、サッカーW杯で日本代表チーム敗れるが「ABEMA」(アベマ)」には大きな起爆剤の見方

■「ABEMA」のメディア事業は赤字だが黒字化に向けて期待強まる

 サイバーエージェント<4751>(東証プライム)は12月6日、取引開始後の6%安(79円安の1202円)を下値に持ち直し、午前10時にかけては3%安(41円安の1240円)へと切り返している。「ABEMA」(アベマ)テレビ」(インターネット放送局「ABEMA」)でサッカーW杯の試合を中継し、6日早朝に日本代表チームが決勝トーナメントで敗れたため売り材料視されたが、次第に押し目買い優勢となっている。W杯をキッカケに「ABEMAテレビ」の視聴が増えたとの観測が出ており、「ABEMA」を中核とするメディア事業の黒字化に向けて大きな起爆剤になったとの期待が出ている。

 前9月期の連結決算では、メディア事業の売上高は1121億円(前期比35.3%増)、営業利益益は124億円の赤字(27億円の改善)だった。WAU(週間アクティブユーザー数)は過去最高を更新した。今回のサッカーW杯の放送では、元日本代表の本田圭佑選手の解説が話題になった。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■グローバルモデルに匹敵する日本語対応の高性能生成AIを4月から順次提供  ELYZAとKDDI<…
  2. ■優勝への軌跡と名将の言葉  学研ホールディングス<9470>(東証プライム)は3月14日、阪神タ…
  3. ■新たな映画プロジェクトを発表  任天堂は3月10日、イルミネーション(本社:米国カリフォルニア州…
2024年4月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930  

ピックアップ記事

  1. ■金先物と原油価格、史上最高値に迫る―地政学リスクが市場に与える影響  今週のコラムは、異例中の異…
  2. ■「虎」と「狼」の挟撃を振り切り地政学リスク関連株で「ピンチはチャンス」に再度トライ  東京市場は…
  3. ■海運株と防衛関連株、原油価格の動向に注目集まる  地政学リスクによる市場の不安定さが増す中、安全…
  4. ■中東緊張と市場動向:投資家の選択は?  「遠い戦争は買い」とするのが、投資セオリーとされてきた。…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る