円急伸、日銀は長期金利の許容変動幅をプラスマイナス0.5%程度に拡大と伝えられる

日本のお金 円

■金利上昇を認めたことになり円相場は急伸、一時1ドル133円台に

 12月20日正午過ぎ、日銀の金融政策決定会合(12月15、20日)で「長期金利の許容変動幅を従来のプラスマイナス0.25%程度からプラスマイナス0.5%程度に拡大することを決定した」(日経速報ニュース12月20日昼12時10分)と伝えられた。円相場は上昇し、朝方の1ドル136円70銭前後から昼過ぎには一時133円台に入る円高進行となっている。

 長期金利の相場は、米国の連続利上げを受ける形で、このところしばしば上限まで上がる動きをみせている。今回の決定により、長期金利が再び上限まで上がる場合、これまでより0.25%の金利上昇を認めたことになる。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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