アイリッジはアパレル企業ヤマダヤのLINEミニアプリを開発支援

■数店舗から導入を開始後、順次拡大し全店舗に導入

 アイリッジ<3917>(東証グロース)は、全国に18ブランド151店舗を展開するアパレル企業・ヤマダヤ(愛知県名古屋市)が12月23日から店頭利用開始するLINEミニアプリ「YAMADAYA」を開発支援したと発表した。「YAMADAYA」はヤマダヤの全ブランド共通で使える会員証ミニアプリとして、まずは数店舗から導入を開始後、順次拡大し全店舗に導入する予定である。情報登録なしにすぐポイントをためられる設計により、新規会員獲得の促進を目指すとしている。

 ヤマダヤでは、店舗やオンラインショップでの買い物が便利になるスマートフォンアプリを展開しているが、スマートフォンアプリは既存会員向けとなっており、利用にはログインが必要な仕様となっている。また、同社はコロナ禍で買い物時の非接触傾向も進む中、情報登録なしですぐに使い始められる会員証ミニアプリを提供することで、レジ前での顧客の滞留や会員登録時の離脱を防ぎ、手軽にポイントをためてリピーターになってもらうことを目指している。アイリッジは、既存ベンダーとのコミュニケーションのスムーズさや今後の展開に関する提案などが評価され、開発パートナーに選ばれた。

 LINEミニアプリ「YAMADAYA」は、レジ前等に設置されたQRの読み取り、もしくはLINE公式アカウント上のメニューリンクから利用が開始できる。立ち上げ後、「新しい会員証を発行する」というボタンをタップするだけで、名前やメールアドレス等の登録もなしにその場で仮会員証を発行できる。仮会員証ではポイントをためることのみでき、ポイント利用や履歴の照会、クーポン受け取りなどの会員特典を受けたい場合には情報登録の上、同会員登録が必要となる。

 今後は会員登録導線の簡易化による顧客の利用動向を検証しながら、LINEミニアプリ上での同会員登録機能やクーポン機能の実装についても検討を進めていく予定である。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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