エスプールが後場一段高、夕方の決算発表に期待あり「一部報道について」で示した姿勢も好感されたとの見方

■報道は当事者の声がほとんど反映されておらず実態から乖離

 エスプール<2471>(東証プライム)は1月12日、反発基調となり、後場寄り後に一段と上げて9%高の698円(60円高)をつけ、出直りを強めている。同日夕方に11月決算の発表を控え、業績への期待が強まっているほか、11日の夜8時過ぎに「当社に関する一部報道について」を発表し、障がい者雇用支援事業について、改めて推進する姿勢を明らかにしたことも好感されているとの見方が出ている。

 11日20時過ぎに発表した「当社に関する一部報道について」では、「2023年1月9日、共同通信社及び中日新聞など地方紙が掲載した記事において(中略)否定的な報道がございました」とし、「賛否双方のご意見があるのは認識して」いるが、「今回の報道に関しては、当該報道機関の一方的な意見に偏ったものであり」、勤務する人々やその家族、利用企業、農園を誘致した行政など、「当事者の声がほとんど反映されておらず、当社事業の実態から大きく乖離した内容となっています」などとした。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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