【株式市場】日経平均は385円安、3日ぶり反落、後場は輸出関連株の軟化が目立つ

◆日経平均は2万6405円23銭(385円89銭安)、TOPIXは1915.62ポイント(19.31ポイント安)、出来高概算(東証プライム)は10億5460万株

 1月19日(木)後場の東京株式市場は、正午頃から一段と円高が進み1ドル127円台に入ったと伝えられ、自動車、機械、半導体関連株などに一段軟化して始まる銘柄が見受けられ、ここ数日上げた食品大手も軟調に推移した。一方、高島屋<8233>(東証プライム)などの百貨店株、日本航空<9201>(東証プライム)などは訪日観光客の回復期待などで堅調に推移し、JPホールディングス<2749>(東証プライム)は首相の施政方針演説で少子化対策を改めて強調との観測などで一段高となった。日経平均は353円安で始まり、13時過ぎには前場の安値を割り込んで422円15銭安(2万6368円97銭)まで下押す場面があった。大引けにかけては持ち直し傾向となっが3日ぶりの反落となった。

 後場は、エニグモ<3665>(東証プライム)が一段ジリ高を続け、未定だった配当予想の発表など好感。クックパッド<2193>(東証スタンダード)は食品ロス削減に関するコンビニとの実証実験に新たな動きの兆しとされて一段高。セルシード<7776>(東証グロース)は朝方の上げに続いて終盤に尻上がりとなり連日、新株予約権の行使促進相場の見方。

 東証プライム市場の出来高概算は10億5460万株(前引けは5億1985万株)、売買代金は2兆5173億円(同1兆2417億円)。プライム上場1838銘柄のうち、値上がり銘柄数は505(前引けは611)銘柄、値下がり銘柄数は1247(同1127)銘柄。

 東証33業種別指数は31業種が値下がりし、前引けに続き空運、小売業2業種の値上がりにとどまった。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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