ソニーGは買い気配の後5%高で始まる、通期営業利益などの増額修正と期末増配を好感

■未定だった3月期末配当は前期比5円増の40円の予定に

 ソニーグループ(ソニーG)<6758>(東証プライム)は2月3日、買い気配の後5%高の1万2090円(600円高)で始まり、2022年8月以来、約6ヵ月ぶりに1万2000円台を回復している。2日の取引終了後に第3四半期決算と3月通期の利益予想の増額修正、未定だった期末配当の増配などを発表し、好感されている。3月期末配当は1株40円(前年同期比5円増配)の予定とした。

 3月通期の連結業績予想は、22年11月に公表した従来予想に対し、売上高を0.9%減の11兆5000億円の見込みとしたが、営業利益は1.7%上回る1兆1800億円に、当社株主に帰属する当期純利益は3.6%上回る8700億円に各々引き上げた。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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