商船三井はグループ2社合併など好感され3日続伸基調、国内最大のフェリー・内航RORO船事業会社に

■4月に「ウェルビーイングライフ営業本部」新設、クルーズなどを柱の一つに

 商船三井<9104>(東証プライム)は2月14日、買い気配の後3385円(15円高)で始まり、小幅だが3日続伸基調となって出直りを続けている。13日に商船三井フェリー株式会社(東京都千代田区)と株式会社フェリーさんふらわあ(大分県大分市)の合併・事業統合を発表し、グループ経営の効率化などに期待が強まっている。

 発表によると、両社ともに商船三井の100%出資連結子会社で、2023年10月1日に商船三井フェリーを存続会社とする合併を行い、新会社として営業を開始する予定。これにより、新会社は国内で最大規模のフェリー・内航RORO船(トラックやトレーラーが直接乗り込める貨物フェリー)事業会社となる。商船三井は23年4月より「ウェルビーイングライフ営業本部」を新設し、フェリー・内航RORO船事業や不動産・クルーズなどを同社事業の柱の一つにしていく計画とした。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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