アスカネット、メタバース空間での新しいビジネスプランを考えるアントレプレナーシップ体験型インターンシップを始動

■広島大ほか7つの国公立大学が加入するコンソーシアムを活用

 アスカネット<2438>(東証グロース)では、このほど、広島大学を中心に7つの中四国の国公立大学が加入する『ひろしま好きじゃけんコンソーシアム』(後段参照)のネットワークを活用して、メタバースに関心のある学生を対象としたアントレプレナーシップ体験型インターンシップを開始した。2月15日に発表した。

 キックオフイベントには、『ひろしま好きじゃけんコンソーシアム』(後段参照)の副会長である広島大学副学長の田原教授にもご参加いただき、本プログラムの説明や、実際にVRヘッドセットを装着するなど相互の交流を深めた。

 アントレプレナーシップ体験型インターンシップは、就職を前提とした従来型のインターンシップとは異なり、会社が有する課題に関心のある学生が参画し、会社と学生がいっしょになって議論を重ねることにより、課題解決に資するアイデアを作り上げ、提案することで、企業の課題解決を実現するとともに、学生にとってはアントレプレナーに必須とされる仮説検証・他者への共感・洞察力・創造力などを体験を通して高めるプログラムになる。

 アスカネットは、メタバースの一つであるソーシャルVRの魅力・文化を広める、バーチャルラボ『かえでラボ』を運営しており、「メタバース空間でどのようなビジネスが可能になるか」をテーマに設定し、チャレンジする学生を募集したところ、30名の学生から関心をいただき、面談を経て、3名の学生(広島大学2名、島根大学1名)を選考した。

 3名にはVR機器を貸与するとともに、アスカネット戦略企画部のメンバーがメンターとして学生と議論を重ね、学生ならではの若い感性や創造力を活かしたビジネスアイデアを練り込んでいき、4月に予定されている発表会に臨んでいただく。

 発表会では学生3名のプレゼンテーションを審査させていただき、5万円~15万円の支援金をそれぞれ贈呈させていただく予定だ。

【ひろしま好きじゃけんコンソーシアム】アスカネットの功野顕也専務も副会長

 2021年に広島大学を中心に設立された産学官金がデジタルツールで複数の組織とつながり、簡単・迅速に課題を解決する中四国地域最大規模の「次世代型DXコンソーシアム」であり、現在、会員企業は50社を超え、参加会員数は200名を超えている。アスカネットの功野顕也専務取締役が本コンソーシアムの副会長としてその企画・運営に携わっており、学生の募集や運営に本コンソーシアム事務局のサポートを受け、このプログラムが実現している。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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