ニフティライフスタイルは初配当など好感され下値圏から大きく出直る

■1株12円、成長投資を積極推進しつつ株主還元は可能と判断

 ニフティライフスタイル<4262>(東証グロース)は2月20日の後場寄り後に7%高の859円(58円高)をつけ、前場の高値884円(83円高)に続いて下値圏から大きく出直る相場となっている。前週末取引日・17日の15時に配当の開始(初配当)を発表し、好感されている。2023年3月31日を基準日とする剰余金の配当を1株当たり12円の予定とした。2021年12月に株式を上場し、23年1月に上場来の安値779円をつけたばかり。割安感も広がっているようだ。

 発表によると、これまで、財務体質の強化と事業拡大のための内部留保の充実を図ることが重要であると考え、配当を実施してこなかった。しかしながら、当社の事業環境及び財務状況等を総合的に勘案した結果、今後も中長期的な企業価値の向上を目指した成長投資を積極的に行いつつも、株主還元を実施していくことは可能と判断した。来期以降については配当額を維持または増額できるよう、年間配当額を決定していくとした。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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