日清オイリオGはJ-オイルミルズとの共同搾油受託会社の設立に注目集まり続伸基調

■「製油パートナーズジャパン株式会社」の4月設立を発表

 日清オイリオグループ(日清オイリオG)<2602>(東証プライム)は2月21日、3315円(10円高)で始まり、強含む程度の上げにとどまっているが6日続伸基調となっている。2月20日の16時、J-オイルミルズ<2613>(東証プライム)と共同で搾油受託事業会社「製油パートナーズジャパン株式会社」の4月設立を発表し、注目を集めているが、国際的な原材料市況の変動を受けやすい事業のため、コストダウン効果を巡っては受け止め方に濃淡があるようだ。

 発表によると、製油パートナーズジャパン株式会社は、2023年4月3日を効力発生日として共同新設分割により新設する。普通株式1万株を発行し、分割対価として日清オイリオグループに5000株、J-オイルミルズに5000株を割当て交付する。日清オイリオグループの水島工場とJ-オイルミルズの倉敷工場における搾油工程を承継し、搾油受託事業(原油と油粕の製造)を行う。AIやIoTの活用によるスマートファクトリー化、脱炭素社会への取り組みなどで「次世代型搾油工場」の構築に向けた取り組みを推進する。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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