日本色材工業研究所は「マスク着用の個人判断」など買い材料視されストップ高

■化粧品の需要回復に期待、第3四半期は黒字化など業績も復調

 日本色材工業研究所<4920>(東証スタンダード)は3月13日、一段高で始まり、午前9時35分にストップ高の1700円(300円高)で売買されたまま買い気配を続けている。化粧品の受託開発や製造を行い、3月13日からマスク着用が個人判断になったことを受け、化粧品の需要回復に期待が強まっている。1700円台は2020年以来。同様の発想では大手化粧品株も注目対象になるが、13日は日経平均が一時400円安など全体相場の下げが大きく、日経平均構成銘柄は買いにくい雰囲気のようだ。

 1月に発表した第3四半期決算(2022年3~11月・累計)は前年同期比で売上高が33%増加し、各利益は黒字化した。2月通期決算の発表は例年4月12日から15日頃となっている。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■銀座の呉服店「むら田」店主・村田あき子の語りをまとめた書籍  KADOKAWA<9468>(東証…
  2. ■長時間立ち仕事や長距離歩行の負担軽減、安全で快適な勤務環境を整備  日本航空(JAL)<9201…
  3. ■「ポケモンフォレスト」と「カヤツリタウン」2エリア構成、冒険とイベントを一体化  よみうりランド…
2025年12月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293031  

ピックアップ記事

  1. ■眠れる6900トンの金が動き出す、「都市鉱山」開発でリデュース株に追い風  今週の当コラムは、金…
  2. ■天下分け目の12月10日、FRB利下げで年末相場は天国か地獄か?  天下分け目の12月10日であ…
  3. ■AI・データセンター需要拡大に対応、測定能力は従来比最大2倍  リガク・ホールディングス<268…
  4. ■売り方手仕舞いで需給改善が後押し  師走相場では、リスクの大きい銘柄であっても、逆日歩のつく信用…
  5. ■師走相場は最終レースさながら、勝ち負け分ける「掉尾の一振」に熱視線  師走である。礼節一点張りの…
  6. ■金利環境改善が銀行株に追い風、逆張りの買いも有力視  今週の当コラムは、銀行株に注目することにし…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る