サッポロHDは「海外ファンドからの公開書簡」を受け材料含みになってきたとの見方

■3月30日に株主総会の予定、思惑買いが入りやすく

 サッポロホールディングス(サッポロHD)<2501>(東証プライム)は3月15日、切り返して始まり、取引開始後に3335円(80円高)まで上げた後も堅調で4日ぶりの反発相場となっている。「サッポロHDへ公開書簡を公表、海外ファンドの3D」(日本経済新聞3月15日付朝刊)と伝えられ、材料含みになってきたとの見方が出ている。シンガポール拠点の投資ファンド、3Dインベストメント・パートナーズがサッポロHDの株主向けに14日、公開書簡を公表したと伝えた。

 報道によると、公表した公開書簡は、「同業他社と比較したサッポロHDの酒類事業の低収益性を指摘。不動産事業についても』コア事業として位置付け直したことは致命的な誤り』と表明した」(同)。同社では3月30日に株主総会(第99回定時株主総会)を予定しており、思惑買いが入りやすい相場に発展する可能性を期待する様子がある。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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