楽天グループの楽天銀行が株式を上場へ、4月21日、東証プライム市場に

■3月22日承認、より自律的な視点で成長戦略を遂行

 楽天グループ<4755>(東証プライム)は3月22日の16時、楽天銀行株式会社(東京都港区港南、永井啓之・代表取締役社長)の株式上場承認などを発表し、上場日は2023年4月21日、上場市場は「東京証券取引所プライム市場」(各予定)とした。日本取引所グループ<8697>(東証プライム)もホームページに3月22日を上場承認日として楽天銀行(株)を掲示した。

 楽天銀行の開業年月は2001年7月。資本金は259億54百万円(2023年3月22日現在)。

 発表によると、楽天銀行は、開業以来、20年以上にわたり、インターネットを活用して利便性の高い金融サービスをより多くのお客さまに提供することに努めてきた。この継続的な取り組みにより楽天銀行のサービスの利便性が評価されたことで、22年12月末には1338万口座を突破するなど、現在では多くの個人及び法人のお客さまに利用いただくに至ったと考えている。また、楽天銀行は、楽天グループのフィンテックカンパニーのひとつとして、様々な楽天グループ内金融サービスと連携し、便利でお得でユニークなサービスを開発してお客さまに提供してきたと認識している。

 このように、楽天銀行はデジタル・バンクの先駆者として金融サービスのデジタル化を推進してきたと認識しており、楽天銀行では、これを「第一の成長ステージ」と位置付けている。

 楽天銀行は、株式上場を通じて、より自律的な経営視点を持ちながら成長戦略を遂行し、また、独自の資金調達を含めた様々な成長及び財務戦略を可能とすることを目指す。楽天銀行は、22年4月28日付の「楽天銀行株式会社・中長期ビジョンについて」において公表した通り、中長期ビジョンに基づき「第二の成長ステージ」における成長戦略を遂行し、事業の拡大、企業価値の向上を実現していく。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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