グリーンエナジー&カンパニー、SMFL系とNon―FIT太陽光4施設を受注

■2026年3月までに5MW規模、再エネ事業の新たな柱に

 グリーンエナジー&カンパニー<1436>(東証グロース)は10月20日、子会社のグリーンエナジー・プラスが三井住友ファイナンス&リース(SMFL)の戦略子会社であるSMFLみらいパートナーズと、Non―FIT低圧太陽光発電所4施設の建設受注契約を締結したと発表した。栃木、群馬、茨城、千葉の4県に各1施設を設置し、定格出力は各111~113.4kW。2026年3月までに合計5MWを取得する基本合意契約に基づくものとなる。

 同契約は固定価格買取制度(FIT)の適用を受けないNon―FIT案件で、同社グループが推進する再生可能エネルギー事業の新たな柱と位置付けられる。SMFLみらいパートナーズはリース・不動産・環境エネルギー分野での実績を持ち、今回の協業を通じて分散型電源の拡大と持続可能な地域エネルギー供給網の構築を進める狙いがある。資本関係や人的関係はなく、純粋な事業取引として締結された。

 グリーンエナジー&カンパニーは、GX関連事業を展開するグループの経営管理を担い、持続可能なエネルギー社会の実現を企業理念に掲げている。今回の受注は業績への影響は軽微とされるが、同社は今後もNon―FIT案件を通じた発電所開発と販売を推進し、再エネ市場でのプレゼンス強化を図る構えである。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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