エスプール、宮崎県高鍋町とゼロカーボンシティの実現に向けた包括的連携協定を締結、地域資源や機能を活用した取り組みを開始

 エスプール<2471>(東証プライム)は3月30日、宮崎県高鍋町(町長:黒木 敏之)と包括的連携協定を締結し、同町の地域資源や機能を活用したゼロカーボンシティへの取り組みを開始すると発表。

■協定の背景および目的

 同社は2016年に宮崎県に誘致企業として事業所を開設して以来、同地域の雇用創出と活性化に取り組んでいる。また、同社の子会社のブルードットグリーンでは、カーボンニュートラルを目指す企業のパートナーとして、GHG排出量算定や削減のコンサルティング、環境情報開示の支援、更に自治体を対象にした脱炭素社会への移行支援のコンサルティングサービスを行なっている。

 一方、高鍋町では豊かな自然と文化を持続可能なものにするため、2050年までにCO2排出量の実質ゼロを目指す「高鍋町ゼロカーボンシティ宣言」を2022年3月に表明した。

 このような中、同社は高鍋町と包括的連携協定を締結し、同社グループが有する環境経営のノウハウや知見を活用し、同町のゼロカーボンシティ実現に向けた支援を行うこととなった。

■協定の内容

 同協定では、高鍋町のゼロカーボンシティ実現に向けた推進計画策定および実行の支援を行ってまいります。具体的にはGHG排出量等の算定や削減に向けたロードマップの策定、各種施策の効果検証、持続的なまちづくりに向けた地域資源の活用調査、町民及び町内事業者への環境活動に対する啓発活動等を行っていく。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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