西松屋チェーンは今期24%増益予想と自社株買いが好感され年初来の高値を更新

西松屋チェーン

■前2月期は減益だったがオンラインストアなど順調

 西松屋チェーン<7545>(東証プライム)は4月6日、高下しながら再び上値を追う相場となり、午前10時30分にかけて6%高の1680円(94円高)まで上げて約2週間ぶりに年初来の高値を更新している。5日の15時過ぎに発表した2月決算で今期・2024年2月期の連結業績予想を営業利益24.4%増などとし、自己株式の取得(自社株買い)も発表、再び買われる相場となった。

 前2月期の連結決算は営業利益が10.8%減など各利益とも減益だったが、今期は、グローバルソーシングの拡大などによる原価低減にも取り組むことで、売上総利益の確保に努める。自社で運営する「西松屋公式オンラインストア」は順調に拡大しており、さらに利便性を高める。

 自社株買いは、取得株式総数22万9000株、取得総額3億円を各上限として、2023年4月7日から同年4月20日まで行う。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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