【株式市場】上海株式や訪日外国人客数が影響し日経平均など続落

株式市場

◆日経平均の終値は2万222円63銭(331円84銭安)、TOPIXは1648.48ポイント(23.74ポイント安)、出来高概算(東証1部)は20億998万株

チャート14 19日後場の東京株式市場は、本日発売の週刊誌で安倍首相の体調悪化説が伝えられたことや、上海総合指数が午前中に一時5.1%下落と伝えられたことなどで手控え気分が強まり、日経平均はジリ安基調のまま大引け間際に336円44銭安(2万218円03銭)まで下押し、終値では7月13日以来の2万300円割れとなった。JPX日経400は8月4日以来の1万5000円割れとなった。東証マザーズ指数、日経JASDAQ平均も軟調で反落した。

 また、14時過ぎに日本政府観光局が7月の訪日外国人客数を発表し、中国人観光客数の伸びが鈍化したと伝えられたため、このところ好調だったコーセー<4922>(東1)などの下げ幅が広がった。一方、東芝<6502>(東1)は決算の訂正や新体制の発表などを好感して後場も値上がり率7~8%台を保ち、東証1部の値上がり率2位。IBJ<6071>(東1)は14日に発表した四半期決算などが見直されて反発し、オオバ<9765>(東1)は東証1部への昇格が発表され一時ストップ高。FFRI<3692>(東マ)はバンコクの爆発事件がテロとされてセキュリティ関連株物色が強まり東証マザーズの値上がり率トップ。

 東証1部の出来高概算は20億998万株(前引けは10億20万株)、売買代金は2兆4254億円(同1兆554億円)。1部上場1890銘柄のうち、値上がり銘柄数は169(同384)銘柄、値下がり銘柄数は1652(同1368)銘柄。

 また、東証33業種別指数で値上がりした業種は3業種のみ(前場は9業種)となり、パルプ・紙、電力・ガス、石油・石炭が高い。

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■9割超が対策を実施も、「WBGT」の認知は依然として低調  帝国データバンクの調査により、「熱中…
  2. ■「変身と成長」掲げ1300億円の積極投資、収益構造の転換図る  吉野家ホールディングス<9861…
  3. ■人手不足を補いながら顧客満足度の向上に貢献  シャープ<6753>(東証プライム)は5月20日、…
2025年6月
 1
2345678
9101112131415
16171819202122
23242526272829
30  

ピックアップ記事

  1. ■選挙関連の「新三羽烏」の株価動向をウオッチ  足元では野党が石破内閣への内閣不信認決議案提出を見…
  2. どう見るこの相場
    ■米、イラン核施設を電撃空爆、緊張激化へ  「2週間以内」と言っていたのが、わずか「2日」である。…
  3. ■イスラエル・イラン衝突でリスク回避売りが優勢に  イスラエルのイラン攻撃を受け、13日の日経平均…
  4. ■ホルムズ海峡封鎖なら「油の一滴は血の一滴」、日本経済は瀬戸際へ  コメ価格が高騰する「食料安全保…
  5. ■トランプリスク回避へ、大谷・藤井・大の里株が浮上  『おーいお茶』を展開する伊藤園<2593>は…
  6. ■昭和の象徴、長嶋茂雄さん死去  またまた「昭和は遠くなりにけり」である。プロ野球のスパースター選…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る