【株式市場】久々の円安など好感し材料株も強く日経平均は3日ぶりの反発基調

株式市場

◆日経平均の前引けは1万9946円55銭(199円08銭高)、TOPIXは1598.82ポイント(18.57ポイント高)、出来高概算(東証1部)は10億2688万株

チャート13 12月1日前場の東京株式市場は、為替が海外から1ドル123円台に戻る円安基調に復帰したことなどが好感され、株価指数の先物主導で全体が上げる場面があり、日経平均は前引けにかけて215円10銭高(1万9962円57銭)まで上げて3日ぶりの大幅反発となった。前引けは199円08銭高(1万9946円55銭)。主な株価指数はすべて高い。

 東京ガス<9531>(東1)が4%近い値上がりとなるなど、ガス、電力株が原油・LNG市況安を受けて軒並み高となり、鉄鋼株なども高い、リニカル<2183>(東1)が株式分割を好感して急伸し、池上通信機<6771>(東1)は低PER、PBRなどが言われて急伸。中村超硬<6166>(東マ)は炭素繊維用紡糸ノズルなどが言われて連日高。アクモス<6888>(JQS)は事業の一部譲渡などが言われて急動意。そーせいグループ<4565>(東マ)は米ファイザーとの提携深化などが言われてストップ高。

 東証1部の出来高概算は10億2688万株、売買代金は1兆1605億円。1部上場1921柄のうち、値上がり銘柄数は1265銘柄、値下がり銘柄数は507銘柄となっている。

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