マーケットエンタープライズが品川に新拠点14か所目の買取拠点を開設、買取依頼増加を受けリユース事業拡大へ

 マーケットエンタープライズ<3135>(東証プライム)は、グループ全体のリユース事業を加速させることを目的に、2023年5月18日(木)、東京都品川区に新たな拠点として「品川リユースセンター 五反田TOC店(東京都品川区西五反田7-22-17 TOCビル9階)」を開設する。この拠点開設により、全国にある同社グループのリユースセンターは14拠点に。東京都内のリユースセンターは3拠点に、関東エリアのリユースセンターは全7拠点となる。

 マーケットエンタープライズグループでは、これまで、持続可能な社会の実現に向けて、リユースを中心に事業を展開しており、さらなる成長戦略として、買取能力の増強を掲げていた。SDGsへの意識の高まりもあり、昨今ではリユースが浸透してきたが、物価高により生活者の節約思考が強まったこともあり、現在、リユース需要はより一層の高まりを見せている。

 加えて、2022年10月の千葉リユースセンター開設により、買取依頼数が増加した。こうした動きを受けて、マーケットエンタープライズでは、増加した依頼に迅速に対応できるよう、関東エリアへの新拠点開設を検討しており、東京都品川区に品川リユースセンターを開設することとなった。個人向けリユースにおける東京都内の新拠点開設は5年8ヶ月ぶりで、全国にある同社グループのリユースセンターは14拠点に。これにより東京都内のリユースセンターは3拠点に、関東エリアのリユースセンターは全7拠点となる。なお、TOCビルでの営業は、ビルの解体が着工されるまでの期間限定営業となる。解体工事に伴う営業の変更については、方針が固まり次第、お知らせする。

■今後の取り組みについて

・潜在層へのアプローチ強化
 主要駅や空港までのアクセスが容易な立地を活かし、品川リユースセンターを出張買取の営業拠点とし、買取強化を図っていく。家電や音響、楽器など、同社がこれまで得意としてきた商材はもちろん、着物や貴金属、ブランド品など、専門知識を要する商材の査定に対応できる専門コンサルタントを増員し、自身が所有している品物に再販価値があると認識されていない潜在層である顧客へのアプローチを積極的に行なっていく。

・買取件数の増加
 今期のマーケットエンタープライズでは、買取能力の増強を目的とした新拠点開設と採用強化を進めていた。これらの取り組みにより、2023年6月期のリユース事業は、前年比46%の増収を目指していく。

■品川リユースセンター 五反田TOC店 概要

・所在地:東京都品川区西五反田7-22-17 TOCビル9階
 (JR、都営地下鉄五反田駅より徒歩8分)
・Tel:0120-945-991(9:15~21:00)買取専用フリーダイヤル
・営業時間:10:30~18:30(年中無休)
 ※5月18日のみ13:00開店とします
・店舗面積:127.18坪
 ※今後の業容拡大に伴い、拡張する見込み

■マーケットエンタープライズ概要

 マーケットエンタープライズは、ネット型リユース事業を中心に、メディア事業、モバイル通信事業などを展開し、「持続可能な社会を実現する最適化商社」をビジョンに掲げ、2006年の設立以来、成長を続けている。2015年6月には東証マザーズに上場。2021年2月に東証一部へ市場変更の後、2022年4月にはプライム市場へ上場している。ネット型リユース事業では、「高く売れるドットコム」のほか、リユースプラットフォーム「おいくら」や、80か国以上への中古農機具の輸出などで事業拡大を続けており、ネット型リユース事業のサービス利用者は延べ640万人を達成した。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■2025年のパン屋倒産が急減、SNS発信とインバウンドが追い風  帝国データバンクは11月29日…
  2. ■「働いて働いて──」が年間大賞!多様な社会現象を映すトップテン発表  自由国民社は12月1日、年…
  3. ■ガソリン・軽油の暫定税率廃止法成立  ガソリン暫定税率廃止法は11月28日に成立し、ガソリン税2…
2025年12月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293031  

ピックアップ記事

  1. ■「大きく産んで小さく育てる」IPO市場、期待裏切る後半戦  48勝2分10敗である。2025年の…
  2. ■日銀イベント通過で円高前提、紙・パ株が師走相場の主役候補  今週のコラムは、日銀の金融政策決定会…
  3. ■FOMC通過も市場は波乱、金利と為替に残る違和感  FRB(米連邦準備制度理事会)のFOMC(公…
  4. ■眠れる6900トンの金が動き出す、「都市鉱山」開発でリデュース株に追い風  今週の当コラムは、金…
  5. ■天下分け目の12月10日、FRB利下げで年末相場は天国か地獄か?  天下分け目の12月10日であ…
  6. ■AI・データセンター需要拡大に対応、測定能力は従来比最大2倍  リガク・ホールディングス<268…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る