HISは台湾交通部観光局と台湾旅行送客強化に関する業務提携を締結、日本から台湾への旅行者増加を目指す

■訪台旅行の再活性化に取り組む

 エイチ・アイ・エス(HIS)<9603>(東証プライム)と台湾交通部観光局は5月12日、台湾旅行送客強化に関する業務提携を締結したと発表。

 台湾は、異国情緒あふれる街並みや、料理、スイーツの食べ歩きなど見所が多く、近距離でもあることから日本から多くの方が旅行に行かれる旅先。コロナ前2019年における日本から台湾への旅行者は約217万人(前年比約10%増、台湾交通部観光局調べ)と、大きなマーケットとなっていた。コロナ禍による出入国条件の厳格化により、台湾への旅行者は大きく減少したが、現在では入国条件は廃止され行動制限や規制はない。再び台湾への観光客の拡大に結び付けることができるよう、HISと台湾交通部観光局は協力し取り組んでいきたいとしている。

 コロナ禍により停滞した日本から台湾への旅行者を増やすことを目的とし、相互で協力する。

1.HISと台湾交通部観光局は、日本の旅行者に対し、台湾を旅行先として検討してもらえるよう、プロモーション協力をする。
2.HISは全国の店舗に台湾に精通するスタッフを配置するために、自社で育成したトレーナーが社員を教育する研修プログラムを確立し、持続的可能な仕組みを構築する。

 既に、台湾アンバサダーとして全国より20名のスタッフを任命し、台湾の魅力や商品を発信できる人材として育成を開始している。スタッフの知識向上やスキルアップとともに、コロナ禍により縮小した訪台旅行の再活性化に取り組んでいく。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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