鹿島は正午に発表の3月決算と自社株買いが好感され後場5年ぶりの高値に進む

鹿島 1812

■営業利益は前期0.1%増、今期は15%増を見込む

 鹿島<1812>(東証プライム)は5月15日の後場、一段と強含んで始まり、取引開始後に4%高の1914円(78円高)まで上げて3日ぶりに年初来の高値を更新し、2018年5月以来の1900円台に進んでいる。15日の正午に2023年3月期の連結決算と自己株式の取得(自社株買い)を発表し、好感されている。

 自社株買いは、上限株数700万株(自己株式を除く発行済み株式総数の1.4%)、総額100億円を上限に、23年5月16日から同年9月30日まで行うとした。

 23年3月期の連結営業利益は前期比0.1%増の1235.26億円だったが、今期・24年3月期の予想は15.0%増の1420億円の見込みとした。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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