ダイワ通信は反発、卓球審判のエッジ判定をサポートするAIエッジ判定システムを開発

■防犯カメラとAI画像解析システムを組み合わせる

 ダイワ通信<7116>(東証スタンダード)は29日、204円高(10.3%高)の2188円まで上げて反発している。同社は26日に、プロ卓球チームを運営する金沢ポートと共同で、卓球審判のエッジ判定をサポートすることを目的にAIエッジ判定システム『ダイワの1mm』の開発に着手すると発表。このことを好感して買われている。

daiwa1.jpg

 『ダイワの1mm』は、防犯カメラとAI画像解析システムを組み合わせることで、人間の目では判断が難しい判定(打球が卓球台の縁(エッジ)に触れたかどうかの微妙なエッジボール等)のサポートを目指していく。

■金沢ポート㈱との共同プロジェクト

 同社は、金沢ポートの協力のもと、防犯カメラとAI画像解析システムを組み合わせたシステム開発に取り組んでいる。当面、同社が主催する卓球大会で実証実験データを収集し、また実用化に向けた検証を行っていく。

 同システムは、卓球人口の拡大を目的に、地域の体育館や公民館などで日常的な場面で活用できるよう、高価なハイスピードカメラではなく、AI技術を利用して導入コストを抑えたシステムを目指しいくとしている。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■歯周病の進行抑制に向け、老廃物除去と免疫調整の2軸で研究  ライオン<4912>(東証プライム)…
  2. ■バリア性能と印刷適性を両立、2030年までに10億円売上目指す  大日本印刷<7912>(東証プ…
  3. ■胃がん・大腸がん対策で「Train the Trainerプログラム」を展開  オリンパス<77…
2025年9月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930  

ピックアップ記事

  1. ■金先物相場を背景に産金株が収益拡大の余地を示す  東京市場では金価格の上昇を背景に産金株が年初来…
  2. ■大統領の交渉術が金融市場を左右し投資家心理に波及  米国のトランプ大統領は、ギリシャ神話に登場す…
  3. ■価格改定効果に加え9月以降の値上げで業績上乗せが期待される銘柄  今週の当コラムは、9月に価格改…
  4. ■9月1日に値上げラッシュの食品株は日銀バトルで小緩んでも株高持続性  まさに「パウエル・プット」…
  5. ■メガバンク株は業績修正や自己株取得が焦点、再編思惑も視野  銀行株やコメ関連株は盆休み明けの注目…
  6. ■日経平均史上最高値更新、夏枯れ懸念を払拭  前週末15日のマーケットは、お盆を象徴するかのように…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る