高島屋は7%高、第1四半期の営業利益66%増など好感され大きく出直って始まる

■脱コロナによる消費回復や訪日観光客の回復など寄与

 高島屋<8233>(東証プライム)は6月30日、大きく出直って始まり、取引開始後は7%高に迫る1997.5円(128.5円高)まで上げ、約1ヵ月ぶりに1950円台を回復している。29日の15時に発表した第1四半期連結決算(2023年3~5月)が前年同期比で営業利益66.4%増となるなど好調で、業績予想(第2四半期、2月通期)の増額修正も発表、好感買いが先行している。営業利益は、同期間として18期ぶりに最高を更新と伝えられた。

 第1四半期の連結決算は、脱コロナによる消費回復や訪日外国人観光客の回復などにより、売上高が前年同期比4.2%増の1055.57億円となり、営業利益は同66.4%増の110.38億円となった。2月通期の連結業績予想は、期初予想に対し営業利益、経常利益を7.1%増額し、当期純利益は6.5%増額した。売上高の予想は据え置いた。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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