マルマエが急伸、第1四半期の黒字転換など好感、停滞の原因だった過剰在庫が解消

■売上高は71%増加、半導体分野を中心に急回復

 マルマエ<6264>(東証プライム)は12月30日、一段と出直る相場になり、15%高の1747円(230円高)まで上げた後も1700円台で売買されている。前取引日・27日の15時30分に第1四半期決算(2024年9~11月/連結)を発表し、売上高は前年同期比71.1%増の19億11百万円と急増し、各利益とも黒字化したことなどが好感されている。

 半導体製造装置やFPD(フラットパネル・ディスプレイ)製造装置の心臓部に当る真空パーツの開発製造を行い、この第1四半期は、半導体分野を中心に急回復した。停滞の原因だった消耗品過剰在庫が解消し、受注回復が急ピッチとなり、受注状況は半導体分野が前年同期の194.6%増となるなど大幅に回復した。通期・25年8月期の予想は従来予想を継続したが、上振れ余地が強まったようだ。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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