【株式市場】日経平均は316円高、NYダウ7連騰と円安など受け海運、自動車など高い

◆日経平均は3万2810円30銭(316円41銭高)、TOPIXは2272.91ポイント(20.63ポイント高)、出来高概算(東証プライム)は6億2272万株

 7月19日(水)前場の東京株式市場は、NYダウの366ドル高と円安などが好感され、自動車株や半導体関連株、大手商社株などが値上がりし、芝浦メカトロニクス<6590>(東証プライム)は高値更新。日産自<7201>(東証プライム)は配当性向引き上げの報道も加わり出直りを拡大。海運株は運賃市況復もあり出直りを強め、川崎汽船<9107>(東証プライム)は株主還元拡大方針への期待根強く一段高。メガバンクも続伸基調。日経平均は318円高で始まり、午前10時過ぎに379円26銭高(3万2873円15銭)まで上げ、前引けも上げ幅300円台となった。

 ドトール・日レスホールディングス<3087>(東証プライム)は第1四半期の大幅増益と立会外の自社株買いが好感され2日続けて高値を更新。ヨシムラ・フード・ホールディングス<2884>(東証プライム)も第1四半期の大幅増益が好感され2日連続大幅高。丸千代山岡家<3399>(東証スタンダード)は株式分割と株主優待の拡充が好感され上場来の高値を更新。ティアンドエス<4055>(東証グロース)は第2四半期決算など好感され一段高となり高値更新。INTLOOP<9556>(東証グロース)は証券会社による都市判断など材料視されストップ高。

 東証プライム市場の出来高概算は6億2272万株、売買代金は1兆6743億円。プライム上場1835銘柄のうち、値上がり銘柄数は1556銘柄、値下がり銘柄数は231銘柄。

 東証33業種別指数は全33業種が値上がりし、海運、証券商品先物、輸送用機器、不動産、その他金融、医薬品、保険、陸運、卸売り、などが高い。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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