ランサーズ、生成AI・大規模言語モデル(LLM)の専門チーム「Lancers LLM Labs」を開設

■「MENTA」創業者の入江を責任者として生成AI・LLMの技術を用いた新規プロダクト開発、社内生産性の向上を推進

 ランサーズランサーズ<4484>(東証グロース)は20日、生成AI・大規模言語モデル(LLM)の関連技術を用いて、新規プロダクト開発やランサーズグループ内の生産性向上や課題解決を行う「Lancers LLM Labs」(責任者:VP of GenerativeAI 入江慎吾氏)を開設すると発表。

■「Lancers LLM Labs」開設背景

 昨今、大量のテキストデータから学習する自然言語処理モデルLLMは、OpenAI社が開発する「ChatGPT」をはじめ、世界中で急速な発展を遂げている。

 ランサーズではこれまでもLLMの関連技術を活用し、新たなアプリの開発や、社内でのOpenAI botの活用・検証など積極的に取り組んできた。

 今後益々生成AI・LLMが発展し、様々な分野でのイノベーションが期待される中、ランサーズグループにおいても専門性の高い技術を理解し先端を走るチームが必要と考え、この度「Lancers LLM Labs」を立ち上げた。

 ランサーズグループのミッションである「個のエンパワーメント」の実現に向け、新たな可能性に向き合い、魅力的な顧客体験に繋がるプロダクトの提供や生産性の向上を目指していく。

■「Lancers LLM Labs」活動概要

 ランサーズグループでは、「Lancers LLM Labs」を中心に、「働く」を変革する新たなプロダクトの研究・開発や、ユーザーに対しより良い体験を届けるべく活動を行っていく予定である。

・ランサーズ関連サービスへのLLM導入及び検証
・生産性向上のための既存事業への業務改善提案
・LLMを活用した新規プロダクトの開発・検討
・働く×AI、LLMに関する情報発信 など

■「Lancers LLM Labs」の体制およびオンラインメンターサービス「MENTA」

 ランサーズグループであるMENTA創業者の入江慎吾氏がVP of GenerativeAIとして「Lancers LLM Labs」の責任者に就任する。入江氏は生成AI・LLM技術を積極的に活用し、リリースからわずか2週間で友達登録数1万人を突破するスキルアップLINEアプリ「教えて、MENTAくん」をリリースするなど、専門性を高めてきた。今後も生成AI・LLMのあらゆる可能性を追及し、ユーザーの皆様への体験向上や新たなプロダクト創出に向け推進する。

【オンラインメンターサービス「MENTA」について】

 MENTA株式会社の創業者である入江氏が、いろんなプロに直接相談できるメンターマッチングサービス「MENTA」を立ち上げ、2020年10月にランサーズグループに参画した。参画後も入江がサービスを牽引していたが、「Lancers LLM Labs」の責任者を務めることに伴い、「MENTA」事業の責任者を交代することとなった。オンラインメンターサービス「MENTA」の事業責任者には、新たに中野渡桂が就任する。

■「Lancers LLM Labs」責任者VP of GenerativeAI 入江慎吾氏コメント

 生成AIの登場で世界は一変しつつある。これはまさに新しい何かを生み出す絶好の機会である。このタイミングで生成AI・LLMに時間を全力投下することで、次の新しいプロダクトを生み出したいと考えており、その挑戦ができることにとてもワクワクしている。今後のアウトプットに期待してほしい。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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