未来工業が急伸、第1四半期の営業利益78%増など好感

■通期の業績予想は全体に据え置いたが上振れ期待広がる様子

 未来工業<7931>(東証プライム)は7月27日、一段高となり、取引開始後に11%高の3080円(307円高)まで上げて2019年以来の3000円台に進み、その後も20950円前後で売買されながら急伸相場となっている。26日の15時過ぎに第1四半期の連結決算(2023年3月21日から6月20日)を発表し、営業利益は前年同期比78%増加、四半期純利益は同99%増加。合わせて上場維持基準の適合状況も発表し、すべての基準に適合する見込みになったとし、好感されている。

 第1四半期の連結営業利益は前年同期比78.3%増の13.99億円だった。3月通期の連結業績予想は全体に据え置き、営業利益は56.44億円(前期比39.6%増)。進ちょく率は24%で順当な上、同社の主事業の電材・管材の収益は官公庁向けなどが期末計上型のため、業績上振れ期待が出ている。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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