メドレックスは4日続伸、「リドカインテープ剤」米国での審査終了目標9月28日とし期待強まる

■研究開発等収入を下期に見込み予想売上高2.2倍を継続

 メドレックス<4586>(東証グロース)は8月17日、次第高となり、後場寄り後も一段と強含んで7%高に迫る190円(12円高)まで上げ、4日続けて大きく出直っている。10日に第2四半期決算を発表し、翌取引日から連日の値上がり。第2四半期累計(2023年1~6月)の連結決算は各利益とも赤字継続となり、売上高も減収だったが、買い材料としては、研究開発等収入が下期にずれ込む見込みとして、12月通期の予想売上高を前期の2.2倍の1億27百万円で据え置いたことなどが言われている。

 また、決算短信によると、開発が最も進んでいる帯状疱疹後の神経疼痛治療薬(リドカインテープ剤)については、2023年3月にアメリカ食品医薬品局(FDA)に新薬承認申請書を再提出し、同年5月に申請受理された。審査終了目標日は、23年9月28日に設定されている。9月下旬に向けて期待の高まる相場が到来するとの見方が出ている。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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