アトラグループが後場急伸、脳波を活用したブレインテックトレーニングサービスに期待集まる

■メディアシークと基本合意、脳のデータを常に確認、新しい施術を促す

 アトラグループ<6029>(東証スタンダード)は8月17日の後場、急伸して始まり、一時27%高の228円(49円高)まで上げる場面を見せて一気に年初来の高値を更新し、2022年12月以来の200円台に進んでいる。接骨院のフランチャイズ展開などを行い、同日付で「メディアシークと基本合意書を締結し、接骨院向けにブレインテックサービスの提供を開始」と発表。メディアシーク<4824>(東証グロース)も昼12時30分にアトラグループとの新たな事業(接骨院向けブレインテックサービス)の提供開始を発表し、買い材料視された。

 発表によると、アトラグループが提供する院内管理システム「A-COMS」とメディアシークが提供するブレインテックトレーニングサービスをシステム連携させ、脳波を活用したブレインテックトレーニングサービスの提供を開始する。脳のデータが常に確認出来ることで施術後の患者の状態をより多面的に評価することを可能にし、新しい施術の実施を促す。アトラグループが運営する接骨院チェーン、「ほねつぎ」への導入を先行的にスタートし、全国の会員患者約17万人のうち10万人に利用を促すとした。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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