東京応化工は株式3分割が好感され後場一段高、プロバスケットボール「川崎ブレイブサンダース」とのスポンサー契約にも注目集まる

■バスケットクラブ親会社DeNaは新アリーナ複合エンタメ施設を建設中

 東京応化工業<4186>(東証プライム)は10月10日、前後場ともジリ高基調となり、後場寄り後は一段と強含んで3%高の9176円(299円高)まで上げ、出直りを強めている。前取引日(10月6日)の15時に発表した株式3分割が好感されている。また、9月28日には、プロバスケットボールクラブ「川崎ブレイブサンダース」とのオフィシャルスポンサー契約を発表しており、これによる企業イメージアップなどへの期待もあるようだ。

 株式3分割は、2023年12月31日(同日は株主名簿管理人の休業日につき、実質的には23年12月29日:金曜日)を基準日とし、同日最終の株主名簿に記載または記録された株主の所有する普通株式1株につき、3株の割合をもって分割するとした。

 また、プロバスケットボールクラブ「川崎ブレイブサンダース」とは、2023-24シーズンのオフィシャルスポンサー契約を締結した。発表によると、同クラブの親会社はDeNa(ディー・エヌ・エー)<2432>(東証プライム)で、京浜急行電鉄<9006>(東証プライム)の京急川崎駅隣接地に1万人収容のアリーナを含む複合エンターテインメント施設を建設中(2028年開業予定)。アリーナ完成後は同クラブの新しいホームアリーナとして活用される予定とした。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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