中央発條が続伸、EV化対応に向けた3本の柱で売上高1000億円を目指す

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■セダンタイプのバッテリーEV『TOYOTA bZ3』へ新たに採用

 中央発條<5992>(東証プライム)は1日、33円高(4.49%高)の768円(10時36分)まで上げて続伸している。同社は8月31日に、自動車の足回りに使用するシャシばね「スタビライザー」をBYD TOYOTA EV TECHNOLOGY カンパニー有限会社と一汽トヨタ自動車有限会社が共同開発したセダンタイプのバッテリーEV『TOYOTA bZ3』へ新たに採用されたと発表。

■3本の柱でEV化対応に向けた取り組みを強化

 自動車業界は100年に一度と言われる大変革期を迎えているが、同社の主力製品であるシャシばねは自動車の「走る」「曲がる」「止まる」を制御するため、エネルギーソースが電動化に変化しても変わらず必要になる。

 その強みを活かし、(1)既存製品のEV車への拡販、(2)EV関連新製品開発、(3)EVアクセサリー拡販の3本の柱でEV化対応に向けた取り組みを強化させ、2027年度売上高1000億円以上、営業利益50億円、ROE5%以上達成を目指していくとしている。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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