ITbookホールディングスグループ、総務省実証事業で熊本市を変革、テレワークの未来を築く

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 ITbookホールディングス<1447>(東証グロース)グループのみらい株式会社(本社:広島県広島市)は5日、総務省「テレワークを活用した地域課題解決事例の創出に関する実証事業」において、熊本市を実証地域とする「すべての働きたい人を戦力化!分野別サポーター伴走型テレワークプラットフォーム構築事業」が採択されたと発表。

 同実証事業は、テレワークの普及促進と新たな働き方の創出を目指すもの。特に、育児・介護従事者、外国人、高齢者、障がい者といった、就労上のハードルとなる事情を持つ人々を、各分野の専門機関である、はあもにい管理運営共同企業体・熊本市国際交流振興事業団・熊本さわやか長寿財団・在宅就労支援事業団および熊本市と共に、きめ細やかにサポートする体制を保持することで、誰もが活躍できるダイバーシティ地方都市の構築を本実証事業を通して目指していく。

 みらいは実証事業コンソーシアムの主体として、熊本市において以下の取り組みを推進する。

(1)分野別サポーター伴走の実現

 専門的な分野に精通したサポーターが、テレワークを希望する労働者に対し、適切なアドバイスとサポートを提供する。これにより、テレワーク環境の最適化を図り、働く人々の生産性と満足度の向上を目指していく。

(2)地域雇用の創生

 「熊本市内で理想の仕事、理想の働き方をする!」を叶えることで、人口転出抑止や転入促進につなげ、地域とテレワーカーとの連携を通じて、地域経済の活性化を支援する。

(3)デジタルプラットフォームの構築

 テレワーカーとサポーター、地域との情報共有を円滑化するためのデジタルプラットフォームを構築する。オンラインセミナーやネットワーキングイベントを通じて、知識や経験の共有を支援する。

(4)市内企業の人材不足対策

 人材不足に悩む市内企業に対し、アウトソーシングという選択肢を広めるためのセミナー等啓蒙活動を行うとともに、テレワークを活用した業務支援を実施する。

 これに伴い、事務局「くまもとファロール」を2023年9月に熊本市中央区下通にオープンさせ、同年9月7日(木)には、テレワークで活躍するポイントやテレワークの始め方、先輩テレワーカーのリアルな体験を知る機会として、「テレワーク入門セミナー」を開催する。

 2023年9月19日(火)には、熊本市内企業向けの「アウトソーシング活用セミナー」を実施し、人手不足解決のヒントとなる業務の効率化のための活用事例などを紹介するとともに、個社ごとの課題に即した相談も受ける。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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