【株式市場】前場の日経平均は225円高、円安など好感、主力株に高値更新が相次ぐ

株式市場 証券取引所

◆日経平均は3万3262円48銭(225円72銭高)、TOPIXは2393.34ポイント(15.49ポイント高)、出来高概算(東証プライム)は増加し7億1556万株

 9月6日(水)前場の東京株式市場は、円相場の1ドル147円台への円安などが好感され、トヨタ<7203>(東証プライム)などの自動車や商船三井<9104>(東証プライム)などの海運株が軒並み高値を更新し、日本製鉄<5401>(東証プライム)、三菱重<7011>(東証プライム)なども連日高値を更新。原油高を受けてINPEX<1605>(東証プライム)なども連日高値に進んだ。大手商社、銀行株なども高い。日経平均は78円高で始まった後ジリ高となり、午前10時過ぎに242円24銭高(3万3279円ちょうど)まで上げ、前引けも上げ幅200円台を保ち8日続伸含みとなった。

 OKI(沖電気工業)<6703>(東証プライム)が2日続けて大きく上げ、パワー半導体材料に関する新技術を信越化学<4063>(東証プライム)と共同開発したことを連日好感。ヒーハイスト<6433>(東証スタンダード)はストップ高の急伸となりホンダFIレーシングカー向け精密部品を手掛け、F1第15戦イタリアGPで『レッドブル・ホンダ』のフェルスタッペン選手が最長記録を更新するGP10連勝と伝えられ連想買いの見方。Welby<4438>(東証グロース)はPHR(パーソナル・ヘルス・レコード)プラットフォームとAndroidアプリ「ヘルスコネクト」との連携新機能への期待など言われ一時ストップ高。ITbookホールディングス<1447>(東証グロース)は総務省実証事業への採択などを受け一段と出直り拡大。

 東証プライム市場の出来高概算は増加し7億1556万株、売買代金は1兆8057億円。プライム上場1834銘柄のうち、値上がり銘柄数は1007銘柄、値下がり銘柄数は738銘柄。

 東証33業種別指数は24業種が値上がりし、鉱業、輸送用機器、証券商品先物、保険、石油石炭、銀行、非鉄金属、その他金融、繊維製品、電気機器、などが高い。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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