JCRファーマは2日続けて大きく出直る、開発品の臨床データを10月初旬に開示とし期待強まる

材料でみる株価

■この9月中間配当は1株につき10円の見込み

 JCRファーマ<4552>(東証プライム)は9月13日、次第高となり、午前10時半頃に7%高の1384.5円(87.0円高)まで上げた後も1380円前後で売買され、2日続けて大きく出直っている。12日午前、ムコ多糖症1型を対象疾患とした開発品『JR-171』のグローバル臨床試験の中間データを10月初旬に開示するとともに機関投資家・アナリスト対象のWEBミーティングも開催するとし、期待が強まっている。

 同社はバイオ企業の中で黒字、有配当である点も特筆されている。この9月中間配当は1株につき10円の見込み。タンパク質分解酵素「ウロキナーゼ」で知られ、日本初の他家由来再生医療等製品『テムセル』の国内発売などでも知られる。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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