Kudanは11%高、中国のパートナー企業に総額3-4億円分を販売し5億円を出資

銘柄フラッシュ

■自律走行・交通技術で先行するWhale Dynamic社と資本業務提携へ

 Kudan<4425>(東証グロース)は9月21日、大きく出直って始まり、取引開始後は11%高の1693円(173円高)まで上げ、5日ぶりに1600円台を回復している。人工知覚(AP)のアルゴリズムを専門とするDeepTech(ディープテック)の研究開発企業で、20日の15時、中国のビジネスパートナーと、総額3-4億円の製品ライセンス販売を含む資本業務提携に向けて基本合意と発表。注目が集まった。

 発表によると、資本業務提携する中国のビジネスパートナーはWhale Dynamic社(中国深セン市)で、自律走行とインテリジェント交通の適用領域に重点を置いた自動運転技術企業。マルチセンサー融合認識、空間-時間同期、高精度3次元マッピング、センチメートルレベルの位置認識など、車両自律化に関する多くの基本技術特許を保有している。

 同社に対し、24年3月期及び25年3月期で総額3-4億円分の製品ライセンスを販売するとともに、同社グループに対し、同期間に総額5億円(発行済み株式総数の約10%を想定)の出資を行うとした。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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