And Doホールディングス、「ハウス・リースバック」で取得した不動産を流動化、今回は226件、譲渡価格40億16百万円

■さらなる収益拡大を図るとともに財務の健全化などに寄与

 And Doホールディングス<3457>(東証プライム)は9月21日の15時、「ハウス・リースバック」で取得した個人住宅などの不動産を流動化し、ファンドであるHLB15号合同会社(東京都千代田区)に当該信託受益権を譲渡すると発表した。

 「ハウス・リースバック」は、住みながらその家を売却できるサービスで、自宅などの不動産を活用することで高齢者や個人事業主をはじめとした様々な人々の資金ニーズに応えることができるサービスとして、大変好評を博している。

 同社では、安定的な収益確保と持続的な成長を図るため、「ハウス・リースバック」の取扱い件数増加およびエリア拡大に努めており、取得した個人住宅などの資産を流動化することで、さらなる収益拡大を図るとともに、保有資産の効率的活用及び財務の健全化につなげている。

 今回、流動化する資産(信託受益権)は、首都圏・中部圏・近畿圏を中心とした戸建住宅および区分所有建物226件(予定)で、譲渡価格は40億16百万円(予定)、帳簿価格は32億52百万円(予定)、譲渡益7億63百万円(予定)。信託受益権譲渡日は2023年9月26日(予定)。

 本件譲渡にともない、And Doホールディングスは、2024年6月期第1四半期連結決算において上記譲渡価格を売上高に計上する見込み。また匿名組合出資分の配当は営業外収益として計上予定。なお、本件は23年8月14日に公表した24年6月期の通期業績予想に含まれており、現時点での通期業績予想の変更はないとした。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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