富士レビオHD、スタンフォード大と感染症検査で提携、超・高感度検出技術で感染症早期発見へ

■Fluxusの技術とスタンフォード大の研究力を融合

 H.U.グループホールディングス<4544>(東証プライム)の連結子会社富士レビオHDは5月5日、傘下のFluxusを通じ、スタンフォード大学と感染症検査の研究開発で戦略的提携を締結したと発表。提携では、Fluxusが開発した超・高感度検出技術を活用し、感染症の早期発見と治療法研究の加速を目指す。これにより、世界の医療と公衆衛生への貢献が期待される。

 今回の提携の核となるのは、一分子検出法を用いた検査技術だ。この技術により、従来よりも高い感度での病原体検出が可能となり、感染症の早期診断精度向上に寄与する。特に治療判断の迅速化や予防法開発への応用が注目される。

 富士レビオHDグループは、この連携を通じてグローバルヘルス課題への対応を強化する方針だ。スタンフォード大学との共同研究により、感染症対策における新たなイノベーション創出を推進していく。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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