日本取引所グループが連日高値、業績予想の増額に続き「JPXプライム150先物」創設に期待強まる、配当取りの買いも

■「JPXプライム150先物」は24年3月18日開始の予定

 日本取引所グループ<8697>(東証プライム)は9月27日の後場、一段ジリ高傾向となり、14時30分を過ぎて2860.0円(99.5円高)まで上げて3日連続高値を更新し、2021年10月以来の2800円台に進んでいる。9月中間配当の権利付最終日(買付期限)に当たる上、25日に今期・2024年3月期の連結業績予想の増額修正を発表し、26日の夕方には事業子会社の大阪取引所が「JPXプライム150指数」の先物上場を発表、買い材料視されている。

 今3月期の連結営業収益(売上高に相当)は、従来予想を6.3%上回る1430億円の見込みに引き上げ、営業利益は同12.4%上回る770億円の見込み(前期比12.8%増)などとした。日経平均先物の取引は減る見込みとしたが、TOPIX先物取引と長期国債先物取引が従来予想より増加する見込みとした。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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