ネオジャパン、ChatGPT連携を実装したグループウェア『desknet’s NEO』V8.0とビジネスチャット『ChatLuck』V6.0を提供開始

 ネオジャパン<3921>(東証プライム)は28日、OpenAI社が提供する『ChatGPT(チャットジーピーティー)』との連携により、生成AIを安全かつ安心して社内に展開できるグループウェア『desknet’s NEO』の最新バージョンV8.0およびビジネスチャット『ChatLuck』の最新バージョンV6.0を、2023年9月28日から提供を開始すると発表。

【desknet’s NEO V8.0新機能:ChatGPTによるAIアシスタント】

■いつでも必要なときにChatGPTを呼び出せる

 基本画面の右端に、ChatGPTを呼び出すタブを常設。ここからチャット形式でいつでも気軽にChatGPTへの質問や依頼が行える。入力・回答内容はdesknet’s NEO上にのみ保存され、外部に記録・学習・再利用されることはない。

■スムーズな社内展開を支える管理機能

 生成AIの利用ルールなどを利用者に周知するためのガイダンス表示や、特定の組織・グループのみ利用を許可する使用範囲の制限、利用者による会話内容の一括ダウンロードなど、社内にChatGPTを展開する際の「不安」を払拭する様々な管理機能を搭載している。

【ChatLuck V6.0新機能:ChatGPTボットとのコミュニケーション】

■ChatGPTをチャットボットとして追加

 チャットボット機能を拡張し、ChatGPTをボットとして利用できるようになった。ChatGPTをあたかも「1人の社員」として、コミュニケーションの輪に加えることができる。ChatGPTボットとの会話内容が外部に記録・学習・再利用されることはない。

■コンタクト・ルームでChatGPTとコミュニケーション

 利用者は自身のコンタクトにChatGPTを追加して1:1で会話が行えるほか、ルームにChatGPTを加えて参加メンバーとの間で1:複数人でのグループチャットを行うこともできる。チームの会話にChatGPTが加わることで、新しい活用方法を生み出すことができる。

【desknet’s NEO/ChatLuck新機能:共通の特長】

■OpenAI/Azure OpenAIサービスに対応

 今回のChatGPT連携機能は、OpenAI社が提供するChatGPTのほか、マイクロソフト社が提供するAzure OpenAIサービスでも利用できる。モデルはGPT-3.5(4K/16K)またはGPT-4(8K/32K)から任意に選択できる。

 同機能はdesknet’s NEO/ChatLuckの標準機能として搭載され、既に利用中の顧客は追加料金なく同機能を利用できる。(同機能の利用には、別途OpenAI社またはマイクロソフト社から取得できる「OpenAI APIキー」が必要になる)

■閉塞ネットワーク内からでも利用可能

 desknet’s NEO/ChatLuckをオンプレミス導入し、ユーザー端末からのインターネット接続を制限している環境でも、同機能を利用できる。(desknet’s NEOの場合はプロキシサーバー経由、ChatLuckの場合はプロキシサーバーまたはChatLuck中継サーバーを経由)
(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■東京大学発スタートアップが開発、19自由度のヒューマノイドロボット  東京大学発スタートアップH…
  2. ■売却面積は約1.6倍に、総額1,785億円超の譲渡価額  東京商工リサーチは6月30日、2024…
  3. ■従来の検索では見つけられなかった本との出会いを創出  富士通<6702>(東証プライム)傘下の富…
2025年8月
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
25262728293031

ピックアップ記事

  1. ■株主還元強化が市場の安心材料に  東京エレクトロン<8035>は8月1日、2025年3月期の業績…
  2. ■市場の霧が晴れ始めた、個別銘柄の好調が投資家を惹きつける  前週31日の植田和男日銀総裁の記者会…
  3. ■利上げか、現状維持か?日銀総裁の決断で明暗分かれる8月相場  日銀の金融政策を巡る不確実性が続く…
  4. ■選挙惨敗の石破首相に退陣要求、政局混迷の行方  まるで狂言の『乳切木』(ちぎりき)を観るようであ…
  5. ■九州地盤銘柄に割安感、福証単独上場企業にも注目集まる  東京エレクトロンやアドバンテストなどの半…
  6. ■参院選で与党過半数割れ、石破政権の行方不透明に  7月20日投開票の参議院議員選挙は、大手メディ…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る